会誌 NEW DIAMOND 第89号 |
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第89号 Vol.24 No.2 (平成20年4月25日号)目 次1 巻頭言●人工ダイヤモンド研究裏話―――――――――――――――――――――大澤 映二
科学解説 2 ダイヤモンド電極による電気化学センサの展開―――――――――――――――――栄長 泰明 9 球状グラファイトの形成とその特性――――――――――――――――――――――小海 文夫
技術解説 17 水素フリーDLC 膜の自動車用エンジンバルブリフタへの応用――――――――――― 保田 芳輝 22 ナノインデンテーションの最新事情―――――――――――井原 郁夫,金成 守康,西村 太志
トピックス 28 超微粒子バインダレスcBN 焼結体を利用した精密切削工具の開発 ―――――藤崎 和弘,横田 秀夫,古城 直道,山形 豊,谷口 尚, 姫野 龍太郎,牧野内 昭武,樋口 俊郎 30 パーフルオロヘキサン雰囲気中での放射光プロセスによるDLC 膜の表面改質―――― 神田 一浩 32 コンビナトリアル手法を援用したCNT 合成法の開発―――――――――――――――野田 優
海外だより 34 JSPS Visit to AIST Tsukuba of Oliver Williams ―――――――――――――― Oliver Williams
学会だより 36 Hasselt Diamond Workshop 2008――――――――――― 牧野 俊晴,加藤 宙光,上塚 洋 表面技術協会第117 回講演大会―――――――――――――――――――――竹内 貞雄 38 第55回応用物理学関係連合講演会――――――――――小倉 政彦,赤坂 大樹,葛巻 徹 40 第34 回フラーレン・ナノチューブ総合シンポジウム―――――――――――――――小塩 明
特許案内 41 気相合成ダイヤモンドの特許出願動向〈2006 年〉―――――――――――――――油井 広一
講 座 ◆アモルファス炭素系材料合成のためのプラズマ分子分光計測 (2)二原子分子のエネルギー準位――――――――――――――――――――伊藤 治彦 50 用語解説
52 『阪神・淡路大震災』から学ぶ知恵―――――――――――――――――――――竹本 菊郎 56 エレメントシックス(Element Six Ltd.),ダイヤモンドのオンラインショップを開設――――関 洋子 57 NDF 平成19 年度第3 回研究会報告――――――――――――――――――― 長谷川 雅考 58 フォーラムだより―――――――――――――――――――――――――――――事 務 局
編集後記/掲示板 |
表紙のことば
ECR プラズマの高分解能発光分光計測 写真右手奥がECR プラズマの発生装置,左手前が大型の分光器(焦点距離1.5m,ダブルパス分光器)である.2枚の凸レンズを用いてチャンバ中心部で発生した光を分光器の入口スリットに導く.スペクトルの分解能は,N2 プラズマなど強度の高いものでは0.3cm-1程度,強度の低いものでも1cm-1程度である.この程度の分解能を用いると,炭素系など軽いラジカル分子では回転構造をほぼ分離して計測できる.分光器はキャスタ付きの架台に置かれ,測定時には自動車用のジャッキで架台ごと持ち上げて六角ボルトを下ろして床面に固定し,分光器のスリットの高さが床面から1mになるように調整する.大型の分光器では床面からの高さを大きく変えることはできないので,真空チャンバの高さを分光器の高さに合うように設計する.われわれの研究室では発光観測窓の中心がやはり床面から1mになるように,すべての真空装置を設計している. 裏表紙の写真は手前からYAGレーザの第2高調波で励起した色素レーザ光(オレンジ色)を照射,真空チャンバを通り抜けたレーザ光が奥の壁面に当たっている.真空チャンバの上部に立てたガラス管内でアルゴンを放電している.マイクロ波はマグネトロンと導波管を用いて発生させている(本文pp.45-49 参照) |
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